『永野&くるまのひっかかりニーチェ』 永野×くるまってこんなに相性いいんだ……!!!

テレビ

こんな人におすすめ!

#頭がよくなったような気分になりたい人
#根っからの陽キャを見てみたい人
#いろんな意見を聞くのが好きな人(偏見も含む)

『永野&くるまのひっかかりニーチェ』についてざっと紹介

『永野&くるまのひっかかりニーチェ』は2024年10月よりテレビ朝日で水曜深夜に放送されているバラエティ番組です。

出演者はピン芸人の永野さん令和ロマンのくるまさんテレビ朝日のアナウンサー三谷紬さん。本編の後は毎回「本編とバランスを取る時間」というVTRが放送されるのですが、こちらには令和ロマンのケムリさんが出演します。

番組内容は、視聴者やスタッフから寄せられた「なんだか妙にひっかかること」に関して、永野さん・くるまさん・三谷さんの3人が議論していくトークバラエティです。放送時間は19分(個人的にちょうどいい長さ)! 取り上げられる「ひっかかること」は、基本ひとつです。その前にオープニングトークがあることが多めとなっています。

『永野&くるまのひっかかりニーチェ』の好きなところ

ひっかかりニーチェの好きなところを、好きに話していきます! だいたい冒頭の「こんな人におすすめ!」と被る部分もありますが、まだこの番組を観たことがない人は雰囲気を掴んでもらえれば幸いです。

手っ取り早く頭がよくなった気分になれる!

これは主に、くるまさんの論理を聞いているときに起こる現象です。言語化能力が高すぎて惚れ惚れしますし、私も世の中のことがわかったような気分になってしまいます(実際は全然ですが)。そして論理が出てくる速度も速い。

普段、この番組のように激論を交わすことはないのですが、「いつか何かの意見を求められたときに、くるまさんくらい精度の高い言語化ができたらかっこいいな~~」という憧れ込みで楽しく視聴しています。

三谷さんの陽キャっぷり

人のことを陽キャ・陰キャでカテゴライズするのがそもそもあまり好きではないのですが、三谷さんは本当に陽キャです。とある放送回では「私はマジョリティの先頭にいます」と言っていました!笑

くるまさんと意見が対立するときも、三谷さんはめげません。そのため番組内ではみんなで同じ方向に向かうというよりは、意見を出し合う形になり、バランスが取れているな~と思ったりします。

ただ三谷さんはたくさんの明るい友達に囲まれ、家族仲もとてもいいようなので、たまーーーに私個人のコンプレックスが刺激されることも……! (くるまさんが吉本興業を退社し、フリーになったことでマネージャーを探している話になったとき、三谷さんが「パパママに頼むのは?」と言ったのを聞いて、両親からたくさんの愛情を受け、三谷さんも両親のことを心から信じていることに衝撃でした!!)

なのでもしコンプレックスが疼きそうな方は、自分の心が元気なときに観るのがおすすめ

論理を上回る感覚・感情

ひっかかりニーチェのベースはくるまさんの整頓された論理ですが、その論理を凌駕してくる永野さんの感覚・感情(永野さんいわくアドレナリン)も好きなポイントです。論理とか吹っ飛ばしてそのときに感じたこと・話したいことが反応として出ているときがあるのですが、その反応に笑ってるくるまさんもひっくるめて見どころとなっています。

印象に残っているのは、くるまさんがオンラインカジノ賭博で活動自粛に入った直後の回。「結婚式というシステムにひっかかる」という投稿で、永野さんも概ね同意していたのですが、最後ニーチェのようにそれっぽい一言でまとめる際になかなかうまくいかず、

「昔からあるんだから我慢しろ!!!」

と叫びました(笑)

私も結婚式めんどくさい派なのですが、本当に行きたくないときはそれっぽい理由をつけて断り、行くと決めたときはこの言葉を思い出してクスっとしています。

好きな回をピックアップ!

せっかくなので好きな回を選んでみました! 過去回は今のところ(2025年9月時点)TELASA(テラサ)で観られるようです。

全編ではないですが、切り抜きが公式YouTubeにも上がっているので、これを観るだけでも番組の雰囲気は掴めます!

#1 最近の芸能界は「陰キャ」がもてはやされすぎてひっかかる

まずは初回放送。M-1も面白かったし、永野さんも好きだしという軽い気持ちで観たのですが結構衝撃を受けました。

視聴者から寄せられたのはタイトル通りの「“陰キャ”がもてはやされすぎてひっかかる」というものでしたが、くるまさんの論理が展開され、YouTuberやクリエイターは雪国出身が多いという話から芸人の地域性の話に派生していきます。くるまさんいわく、南(九州)のお笑いは「1人に宿ったお笑い」で「1人の完成したボケ」がいるのだそう。

私は東京出身なので、「芸人の中でも関西か関東かによってカラーは出るよな~」くらいの認識だったので、南や北についての考察の深さ、本質の掴み具合に驚きました。お笑いって地域性を細分化してみると、新たな発見があるのかもしれません。

芸人の地域性の話の後は、「陰キャ陽キャは親・家庭など、一番最初のコミュニティとの関係性で決まってくる」という分析に枝分かれしていきます。個人的にこの回では、この部分に一番ハッとさせられました。

私は自分のことを内向的だと思っているのですが、それは人格形成の時期に家庭内に不和があったからなのかもしれないと。人と話すよりも、自分の中での対話や内省に重きを置くようになった要因のひとつが、家庭内のいざこざだったんだなと振り返りました。

人といることに対して結構ストレスを感じてしまうので、たまーにしんどいな~と思うこともあるのですが、完全に自分由来ではないと考え直すことができたので、#1を好きな回として挙げさせていただきました!!

#6 男子校・女子校の存在にひっかかる

三谷さんが爆発していたのが、#6です。まず前提として出演者3人は、くるまさん→男子校、三谷さん→女子校、永野さん→共学出身(私も中高共学)。

投稿者の方は女子校出身で、20歳の女子大学生。学生時代に異性と関わらなかったために、恋の仕方もわからなく、キモいムーブをしてしまうこともあり、将来に不安を感じているとのこと。

くるまさんは男子校・女子校はなくすべき三谷さんはあるべきという立場で、議論が白熱していきます。個人的にはくるまさんに同意で、社会に出たら男性・女性どちらもいる場で働くのが基本なので、わざわざ学生時代に分ける必要はないなと思いました。

くるまさんは別の場所でも「男子校・女子校はなくすべき」と主張していたそうで、三谷さんはこの議論に負けないために準備をしてきていたところが面白かった! 女子校時代の友達とともに「男子校・女子校はなくすべき」に対する反論を練っていました(永野さんにはそのことを情報漏えいだと咎められていました笑)。

このテーマで全員が同じ方向を向いていたら議論にならないので、三谷さんの存在は貴重だなと思います。そして簡単には意見を変えないので議論としては押されていても、悲壮感がない! 私だったらコロッと傾くと思うので、まったく見応えがないだろうな~と思います。

そして回を重ねても三谷さんは三谷さんです!

#42 「男女の友情」成立する?しない?にひっかかる

#6以降ももちろん観ていたのですが、最近の回が記憶に新しいので挙げさせていただきます。

この回では「男女の友情は成立するのか」という、いにしえから続いてきたであろう古典的なテーマです。ただ実際に友達と議論することはないと思うので(私だけ?)、このテーマが話されるのってテレビやラジオなどの場がほとんどではないかなと思います。

ひっかかりニーチェってどういう回が面白いかなと考えたときに、三谷さんvsくるまさん、バランサー:永野さんという構図が多かったりします。

この回は三谷さんとくるまさんのvs構造に近い感じとなりました。対立というよりは極端な三谷さんに対して、くるまさんがボヤきながらツッコミを入れるという感じ。

三谷さんはとっても陽キャなので、男友達も多く、親友と呼べる男友達には彼氏を紹介するというなかなか異次元な話が展開されていきます。三谷さんと彼氏とは別れても、親友の男友達とその彼は交流が続くこともあるのだとか。

そんな一般的な人から見たら、なかなか理解されづらそうな話にくるまさんがツッコミや私たちの心の声を挟んでくれるので、すっごい楽しく視聴しました!

少し似た感じのバラエティ

『永野&くるまのひっかかりニーチェ』が好きな方におすすめのバラエティ番組を紹介! 2番組挙げましたが、ご存じの方も多いかもしれません。トークバラエティは面白いのはもちろん、いろんな価値観に触れられるのが楽しいですよね。

あちこちオードリー

2019年10月から放送されているオードリーの冠番組。事前アンケートがないという点が特徴的で、ひっかかりニーチェもアンケートはなさそうなので、そこが共通点かもしれません。アンケートがない分、その場で思ったことを話すことになります。

さらばのこの本ダレが書いとんねん!

さらば青春の光のふたりが出演するトークバラエティ。思わずツッコミたくなるようなニッチな本を取り上げ、その本の著者を招き、深掘りしていく番組です。さらばの森田さんの質問力が高く、話の展開が想像とは違った方向へ行ったりするところが魅力

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